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MANUALgraphのソファを体感できる場所「Experience Spot」 -START-!

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こんにちは。 MANUALgraphスタッフの佐野です。

 

MANUALgraphのソファを、裾野市のSTORE以外でも体感していただける場所「Experience Spot」の第2弾を遂にリリースすることができました。

今回この「Experience Spot」の企画・立案をさせていただきました。

少し僕の紹介とExperience Spot OPENに至った経緯を、お話をさせて頂こうと思います。

 

「静岡ブランドを発信したい」

 

これは僕の夢の一つでもあります。

僕は大学進学のタイミングで地元である静岡県富士宮市を離れ、東京、大阪と14年間他県で生活をしていました。

大学卒業後はそのまま東京で就職し、大手企業に勤め、いわゆる立派なレールに乗って過ごしてきました。

しかし2011年の東日本大震災を期に自分でも社会に対して何かできないかと考えるようになり、もともと関心のあった社会貢献とビジネスを両立した社会的起業家を目指し事業を起こすも法的制限の問題からなかなか前に進まず、ベンチャー企業に参加しながら機会を待ちました。

しかし当時結婚もしており、妻のおなかには二人目となる赤ちゃんもいたので本当に大切なものを犠牲にしているような、そんな気がして地元に帰省を決意。

自然あふれる環境や、落ち着いた家族との生活に慣れていく一方で、まだ自分の中でくすぶっているものもありました。そんな折ふと見たニュースに「静岡県の若年層による人口流出問題」が取り上げられていたことをきっかけに地元企業に関心を寄せるようになり、地元企業がその地域からもっと全国に発信するように元気になればそこで活躍したいという若者が増え地元にとどまるのでないかと考えるようになりました。

その後様々なタイミングが重り、静岡県裾野市でMANUALgraphを運営する代表の鈴木に出会いました。

 

「MANUALgraphというソファブランドを全国に発信し、裾野市という地域に足を運んでもらうきっかけをつくる」

 

まさにその通りだと思いました。

地域ブランドが全国に知られることで、その地域が知られるようになり結果として地域が潤う。大きな目標に共感し入社。

しかし目標はあるものの、これまで経験したことない業界なうえに、全くの素人で本当にやっていけるのか不安はありました。

 

入社してすぐ工場の現場に入らせてもらい勉強。

そこでは若い職人からベテラン職人の細部までこだわる姿勢や工夫、なによりお客様が座った時をイメージしながらものづくりに励む姿に本当に良いものをこの会社で自信をもって伝えることできるのだと、とてもうれしかったのを覚えています。

 

MANUALgraphを発信していくうえで、まずこの品質の良さをどう伝えたらよいか。

 

多くの方に知ってもらうには大商圏への出店や代理店販売をすればよいのではと考えるかもしれませんが、MANUALgraphは品質の良いものをなるべく手の届きやすい価格で提供することをモットーにしているため、直接価格に反映してしまわないこだわりとして卸もしなければ、販売も自社工場と併設した店舗と自社ECでしか行っていません。

 

そんな折、僕の知り合いの会社の自転車メーカーさんが、自社商品をディスプレイとして置かせてもらう代わりにディスカウント価格で提供し実際に試乗できる場所として展開していることを知りました。

たしかに自動車でも今では試乗して購入される方も多いし、ソファも全国のカフェや施設にパートナーとして置かせてもらい、実際にMANUALgraphのソファに座ってもらうことで品質を体感してもらえばいいのではないかと考え立案しました。

しかしそうは簡単にはいかないだろうとも思っていました。「ソファ」といえば空間インテリアに大きく影響するもの。すでに家具など確立されている店内に実物を見ずには決めることは困難であり、ましてや裾野まで足を運んでソファを見て下さいというのも気が引ける。

それならば、先に控えていた代官山T-SITEでの展示会「FUN!SOFA!EXPERIENCE」のタイミングで一度見てもらおうと都内、また都内近隣エリアを中心に一斉に募集をかけました。

 

予想以上の反応、展示会に足を運んで頂けた方に限りパートナーとしてご協力頂くことに。

 

募集をかけたところありがたいことに想像以上の応募がありました。当初から募集数を5社と設定していたため、実際に展示会に足を運んで頂いた方に限りパートナーとしてご協力をお願いしました。何度かお話させて頂くうちに、

 

「うちの店舗でもなにかMANUALgraphを発信する上で役に立てることはないか」

「こんな感じにしたらもっとお客様にアプローチできるのではないか」

 

逆に提案をもらえるほどに。

そんなパートナーさんの温かい思いとともにスタートすることができました。

 

MANUALgraphのソファを体感できる場所。

「Experience Spot」。

 

 

第一弾の湘南T-SITEに続き、第二弾では都内のCAFÉなどを中心に計5か所のExperience SpotでMANUALgraphのものづくりの真髄を体感していただけます。

 

TOLO COFFEE&BAKERY

Days386

CHICHI CAFE

SLOW FOOD CAFE SMILE

こぢこぢ一級建築士事務所

 

是非、MANUALgraphのソファに座って「FUN!」なひと時をお楽しみください。

 

 

佐野

2018/3/23

STORY OF THE “FUN!” – FUN!HOUSE!SOFA

STORY

 

我が家の為の「FUN!」なソファ。その名も「FUN!HOUSE!SOFA」。

 

2014年、ついに家を建てようと決意をした。

それまでの数年間、お金を貯めようと祖母が暮らしていた築50年の、古民家と言えば聞こえはいいが、

そんな趣もあまりないただただ古いだけの家に、真冬の隙間風にも我慢して住んでいた。

 

冬、朝起きると息が白かったのを今思い出した…。

 

その間3人目の子となる次男も生まれ、お金もちょっとは貯まってきたので、

この古い家を解体して俺の城を建てよう!と。

 

おしゃれなインテリアに囲まれた暮らしとはほど遠い中、数年生活していた反動と、

もちろん職業柄もともとあった住まいへのこだわりが、僕の頭の中では今にも爆発しそうな状態。

 

あれもしたい、これもしたいともうず~っと妄想していた中で、1つあったのは

「同世代の建築家と家づくりをしたい。」

という想い。

 

そしてもちろんソファ専門ブランドMANUALgraphの代表として、

MANUALgraphのかかげる「FUN!SOFA!」を自らが体現できる究極のソファを創り上げたい!と。

 

実は以前から雑誌やネットを通じてひそかに想いを寄せていた1人の建築家がいた。

 

まだ完成していない何代目かの試作機に座る僕と小嶋さん。

 

こぢこぢ建築設計事務所 小嶋良一

その人。

 

小嶋さんは僕より3つ上の先輩、もちろん面識などなく1通のメールを送る。

 

「FUN!SOFA!」を体現できる家「FUN!HOUSE!」を一緒につくってください!と。

 

このメールから始まった我が家「FUN!HOUSE!」とその為の究極のソファ「FUN!HOUSE!SOFA」づくり。

狙い通り小嶋さんとは同世代と言うこともあって、最初からフィーリングもあい、特に他の建築士さんに

引き合いを取ることもなく、楽しい楽しい「FUN!」な小嶋さんとの家づくりとソファ作りが始まった。

 

この時点でソファが完成するまでにこんなに時間を要すとは思ってもいなかったが…。

 

「究極のソファ」とは言うものの、これまでつくってきたソファだってその都度「究極」のつもりでつくってきた。

 

今まで以上に何を突き詰めればいいんだろう?とぼんやり思いながらも、

まずは小嶋さんとの楽しい家づくりに没頭すること早1年が過ぎ、

古い家の解体も終わり、2015年秋、我が家「FUN!HOUSE!」が遂に着工する。

 

家づくりも順調に進む中、いよいよソファの開発に取り掛かろうと小嶋さんと模索を始める。

まずはお互いのイメージを交換し、「究極」を追い求める作業が始まる。

 

最初のデザインが小嶋さんから上がってきてから、

試作を重ねていくうち、デザインと監修は小嶋さん、それを形に実現するのがMANUALgraphの職人たち、そしてその間に挟まれて

右往左往する僕(笑)という役割分担が徐々に明確になり計約2年間「究極」を追い求めて行った。

 

そこから完成までの長い長い道のりの行程はこちらのブログに「FUN!HOUSE!SOFAの進捗状況」として

4回に分けて書いたので是非こちらもお読みいただきたいが、

結局何が究極だったのか…。

 

 

あまりの座り心地の良さに思わず眠ってしまった3代目の試作機に座る僕と小嶋さん。 ※注)やらせなし!(笑)。

 

それは、ディティールと素材への細かい部分までとことんこだわる小嶋さんのこだわりと、

それにとことん向き合ったMANUALgraphの職人、そして間に挟まれた僕(笑)たちの

かけた時間と努力こそが「究極」ではなかったかと、今思う。

 

もちろん座り心地に関しては、これまでもとことんまで追求してきたつもりのMANUALgraphではあったけど、

細かいデザインのディティールや素材までの追及は、やはり今回の「FUN!HOUSE!SOFA」の開発を通じて僕たちは小嶋さんに教えられた。

 

「妥協しちゃだめだ。」って。

 

 

我が家「FUN!HOUSE!」の完成から2年。

やっと我が家のリビングに設置した「FUN!HOUSE!SOFA」。

 

この写真は商品撮影のために撮ったので若干の「やらされてる感」はあるものの、

(撮影時、小学4年生の長女は習い事のため不在。)

実際、いつもソファに家族が集まり、僕はすぐにうたたね、子供たちはゲームをしたり宿題をしたり、

ママだけはいつもあわただしくソファに座るのは夜遅く、そんなソファ中心の「FUN!」な暮らしが

日々繰り広げられています。

 

これが僕たちMANUALgraphが、そして小嶋さんがお届けしたかった「FUN!」な暮らし。

1家でも多くの家族の皆様にこれからお届けしたいなと思いつつ、この投稿が終わったら

早く我が家に帰って、「FUN!HOUSE!SOFA」に座ってうたたねしたいと思う今日この頃です。



MANUALgraph代表 鈴木大悟

 

 

 

 

STORY OF THE “FUN!” – NAKED LEATHER SOFA

STORY

 

ついに出会った1枚の牛革”NAKED"

 

MANUALgraphを立ち上げるにあたって、本革のソファは絶対にラインナップに入れたいと思っていた。

他のブランドやインテリアショップを覗いてみると、ヌメ革のハードな分厚い革を使ったソファが当時よく売られていた。

無骨で荒々しく、確かにかっこいい。



でもMANUALgraphで同じものを作っても意味がないので、

僕たちらしい、オリジナリティのある「FUN!」な本革のソファを作ろう!と言うことで、まずは理想の革探しから始まった。

 

あちこちからサンプルを取り寄せてみるものの、どれもどこかで見たことのあるような革ばかり。

やっぱり足を使わないとそう簡単には出会わない。

 

タイミングを見計らって、都内で開催されるインテリアの展示会へ。

そこで出会ったのが名古屋の革問屋、川善商店さん。

探し求めている革のイメージ(イメージと言ってもこの時点ですごくぼんやりしていたが…。)

を伝えると、名古屋の本社にはたくさんのサンプルがあるとのこと。

と言うわけで、後日改めて名古屋まで行くことに。

 

伺ってみると、ワクワクしてしまうほどの大量の革が。

 

大量の革に囲まれてワクワクしてしまう、川善商店さんの在庫。

 

そして1枚の革が目についた。

 

「なんだか荒いんだけど、すごく優しい…。」

第一印象で即採用を決めた革、「NAKED」はその名の通り、裸の革。

 

通常、特にソファやイスなどインテリアで使用される革は、牛が生きていた時についたキズやシミを隠す為

表面に大量の顔料を吹き付ける。

僕たちが普段目にするいわゆる「牛革」の表面はその顔料のテクスチャー。

 

でもこの「NAKED」は、顔料を吹かず、染色しかしていないため、キズやシミがそのまま残った

革本来の表情が残っている。

 

そして何より、そんな荒々しい顔をしながら、余計な加工をしていないのでとてもやわらかい。

 

まさに第一印象で一目ぼれした瞬間。

 

このNAKEDを、FACTORYに持って帰りさっそく試作を開始。

この「なんだか荒いんだけど、すごく優しい…。」をそのまま表現しようと、デザインし

座り心地を設定していく。

 

何度か試作を繰り返して出来上がったこの「NAKED LEATHER SOFA」。

 

座面にもフェザーを採用し、ゆったりと沈み込みながら、背面のフェザークッションに

徐々に包み込まれていくその座り心地は、

 

一見荒くれ者のアイツにやさしく抱きかかえられる、そんな女子の気持ちになりそうな(笑)、

そんな気分。

 

 

肘に鋲打ちをほどこしたハードなデザインと、やさしく包み込まれる至極の座り心地は

この「NAKED」という革の特徴を最大限に活かせたと思っています。

 

しかし、その反面この「NAKED」と言う革は、余計な加工をしていない分とてもデリケート。

シミや水分のあとなどが付きやすく、色も変色しやすい。

 

経年変化と言うと、作り手の都合であまり使いたくないキーワードではあるんだけど、

経年変化と言うよりは、生活の中で使い込んだ「味」が家族の歴史を刻む、そんな感覚で

長年使っていただいたらありがたいなぁと思います。

 

MANUALgraph 代表 鈴木大悟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

STORY OF THE “FUN!” – LOMOND TARTAN

STORY

1枚のチェック柄の生地との出会い。

LOMNDTARTAN SOFA

ある日ふらっと寄った、いつもお取引させていただいている輸入生地問屋さん。

そこで目についた1枚のチェック柄の生地サンプル。

 

僕もチェック柄は大好きだけど、最近ちまたでもチェック柄のソファも増えてきたし、

MANUALgraphでチェックのソファはちょっとなしかなー、なんて思っていたところに出会ったこのチェック柄。

 

なんだか「チェックってもともとこういうもんだぜっ」と言わんばかりの「本物感」を醸し出していて、

産地を見ると英国。その名も「LOMONDTARTAN」。

 

イメージはバグパイプを演奏するアイルランドの人がはいてるスカートのチェック。

もしくはDropkick Murphys(わかる人だけ…。)

そんなイメージ・・・。

これならMANUALgraphでも使える!と思い、さっそく生地サンプルをFACTORYに持って帰って

ソファのイメージを膨らませることに。

 

そのソファを開発するにあたって、自らかせたテーマは

「シンプルで低価格。」

 

これまでMANUALgraphのソファのほとんどが、ダブルクッションの大型で、ゆったり座る為に

奥行きを大きくとっているのがほとんどどだったのだけれど、ここらで小ぶりで10万円を切るソファを作りたっかた。

 

テーマが決まったら、そのデザインはこの「本物!」のチェック柄に引っ張られるように、すんなり決まった。

 

100%ウールのこのチェック柄の他に、それにマッチするレザーと、タモの無垢材、

それからこのソファ用に鉄鋼屋さんに特注で作ってもらったスチールの脚を組み合わせて完成。

 

普段の開発では考えられないくらいすんなりできてしまったこのソファ。

 

もちろん中身の構造は、試行錯誤をした箇所もあったけど、デザイン的にも奇をてらうことなく

シンプルに、まさにこの「LOMONDTARTAN」という生地に導かれるかのようにできたソファは、

結果的にMANUALgraph一のヒット商品となり、全国のたくさんの皆さまに英国の気品をおすそ分けした、

なんていうとちょっと大げさかもしれませんが…。

 

MANUALgraph代表 鈴木大悟

STORY OF THE “FUN!” – COLORFUL DANCE

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Plune デザイナー 堀内映子 スペシャルインタビュー
「世の中に大きな柄のソファってあまりないように思うんです。」

「私のデザインしたファブリックでソファをつっくて欲しい。」

そんな1通のメールから始まったソファ「COLORFUL DANCE」の開発秘話を、

Plune.ファブリック・デザイナー堀内映子さんにインタビュー。

-今回このコラボが実現した経緯を教えてください。

  MANUALgraph(以下M):堀内さんからのメールが最初のきっかけです。ソファーをつくって欲しいと。

  Plune.堀内(以下H):そうですね、インターネットで見つけてメールをしました。

  M:うちもちょうどブランドを本格的に立ち上げようといろいろ商品企画をしていた時で、タイミングも良かったんです。

 

-堀内さんはなぜご自身のデザインした柄でソファをつくりたいと思われたんですか?

  H:世の中に大きな柄のソファってあまりないように思うんです。

    Plune.はテキスタイルブランドとしてテキスタイルで様々な商品を提案してきたんですが、ソファはいつか絶対やりたいと思っていて。

  M:テキスタイルの世界でもカーテンなんかはいろんな柄物が出てるけど、椅子用の生地で思い切った柄物って言うのは確かに少ないんだよね。

 

-ブランドとしてのお互いの最初の印象はどうでしたか?

  M:サイトを見てパッと飛び込んできた最初の印象はやはり「カワイイ」とか「女の子らしい」っていう印象でした。

     ただじっくり見ていくとただカワイイだけでなく、カワイイ中にも洗礼されたイメージがあって、

     実は中高生なんかにはちょっと似つかわしくない「カワイイ」なのかなっていうのがすぐわかりました。

  H:そうですね、大人が持っても恥ずかしくないかわいさっていうのは常に意識しています。

     逆にMANUALgraphさんの印象は男性っぽいなぁという印象でした。工場直営でなんか無骨な感じで。

  M:そうなんですよね、こんなブランドイメージの中にこんな女性的でかわいらしいデザインが果たして溶け込むのだろうかと最初はちょっと不安でした。

  H:今回採用していただいたカラフルダンスという柄はPlune.のなかでも代表的な柄で、さまざまなモチーフが楽しそうにダンスをしているというのがコンセプトの柄なんですが、

     実は同じカラフルダンスのなかでも色んなバージョンがあるんです。今カラフルダンスはソファの他にもベッドカバーやiphoneケースなど

     さまざまな商品で展開をしているところですが、ソファはソファ用に少し色のトーンを落としたバージョンを採用しています。

  M:さすがに当社の他のソファと並べるとやっぱり1番華やかで目立つんですけど、

     でもそこまで違和感なく存在してるのは結果的にそれも大きかったかもしれないですね。

     別にMANUALgraphのイメージに合わせて色のトーンを押えてもらった訳ではないんですけど。

  H:そうですね、やっぱりソファは一定の場所で長く存在するので飽きが来ないように少し渋めにしたっていうのはあります。

 

-商品開発にあたってこだわった点や、苦労した点はありますか?

  H:一番は色出しですね。手触りとしては今回採用したベースの生地はどうしても使いたかったのですが、
   
    風合いが柔らかい分毛足も長いので、インクの吸い込みが激しくてなかなか思い通りの色が出なかったんです。色出しだけで5~6回試作を繰り返しました。

  M:当社としては、これをカバーリングにすることが1番苦労しました。このデザインのソファではシワが出来ないようにして、

    かつ簡単にカバーの脱着ができるようにするのにとても苦労しました。

 

-どのような工夫をしたんですか?

  M:うちの倉庫ににカッシーナのブーメランチェアがあったんですけど、これがカバーリングになっていて、その構造を参考にしました。

    ただブーメランチェアはカバーを交換するのが結構大変なんですけど、ColorfulDanceは比較的簡単に脱着することができるようになりました。

 

-そこまで苦労してカバーリングにこだわった理由は?

  H:白だとやっぱり多少なりとも汚れるんですよね。だから気軽に洗えて長く使ってもらえるようにと。

     あとはいずれまた違う柄をリリースして気分でカバーを着せ替えたりできるといいなと思って。

  M:カバーリングにすることで多少高めの値段設定になってしまったんですが、その分長く使ってもらえると思うんです。

     カバーリングでなくて張り替えで対応することもできるんですけど、そうなると当社の工場に送ってもらって張替えて、また送り返すことになるので、

     その分のコストと手間を考えたら決して高くはないと思います。将来的にカバーを変えたくなったらこっちからカバーだけお送りすることも可能です。

     安くおさえる方法もありましたが堀内さんと打ち合わせを重ねていく中で、やはり末永く使ってもらいたいという想いが膨らんでいって、

     そのためには多少高くなっても、長い目で見たら決して高くない買い物をしたと実感していただけると思います。

 

- どんな人やどんな場面で使ってもらいたいというようなイメージはありますか?

  H:女性の1人暮らしで広めの1LDKに住んでいて、リビングにセットで置いてもらったりとか。 あとは、カフェやレストラン、

     美容室とか雑貨屋さんなんかにも 置いてもらえたらうれしいです。いろんな種類の椅子が置いてあるカフェってあるじゃないですか。

     そこにポンと1台置いてもらいたいですね。きっと一番目立つと思います(笑)。あとオフィスなんかにあってもいいと思いますよ。

     かえって緊張感のあるシーンに置くと、緊張感を保ちつつ安らぎを与える存在になるような気がします。

 

-それってまさに堀内さんご自身の存在感な気がします。 最後に今後の展開を教えてください。

   H:将来的には他の柄でもカバーをリリースできたらいいなと思います。季節や気分によって着せ替えが出来るのが本来の目的ですから。

     例えばバレンタイン限定とか、いろんなシリーズがリリースできると嬉しいですね。

 

Plune デザイナー 堀内映子

テキスタイル・ブランドPlune.代表 山梨県生まれ
2007年
武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業後㈱エスシステムにプレスとして入社。
2008年
テキスタイル・ブランド「Plune.(プルーン)」を立ち上げ。さまざまなメーカーとコラボし、エプロンやインテリア雑貨、アパレルなどのテキスタイル・デザインを手掛けている。
2010年
個展「Plune.1st Exibition22022」(2月23日~3月6日)
「Plune.2nd Exibition nation」(3月8日~4月30日)を開催。

取引企業
株式会社千趣会 株式会社ワコール 株式会社オーロラ
西川リビング株式会社 株式会社クオーターリポート 他

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