ソファの製造工程大公開!~MANUAL STANDARD編 最終回~
MANUALgraphを代表するソファ、MANUAL STANDARD(マニュアルスタンダード)は、どのようにして作られているのか?
普段なかなか目にすることのできない製造工程を紹介してきたこのブログですが、MANUAL STANDARD編は今回が最終回。
ぜひ最後までお読みください。
前回はソファの下ごしらえ、張地の裁断、そして縫製のお話をさせていただきました。
ソファの製造工程大公開!!~MANUAL STANDARD編 Vol.2~ はこちら >>
ここから下ごしらえを終えた本体に生地を張り、ソファを仕上げていきます。
工程6 生地張りと仕上げ
生地張りは、縫製が完了した生地をソファに張っていく工程です。
タッカーという大きなホチキスのような道具を使い、職人が一打ち、一打ち、手作業で本体に生地を張っていきます。
ソファの見た目に直接影響する工程なので、布がたるんでしまったり、シワになったりしないように丁寧に作業を進めていきます。
また、生地によって伸縮性があったりなかったりと様々なので、その都度生地の引っ張り具合や打ち方を調節しなければなりません。
生地の目が揃っているか?左右のバランスはどうか?細心の注意をはらいながら張っていきます。
少しのずれでも仕上がりに影響が出るので丁寧にタッカーを打っていきます。
生地のたるみやシワのない、美しい仕上がりです。
生地張りが終わった肘部分と本体部分とを、ボルトで絞めて組み立てていきます。
最後に座面と背のクッションを置いたらMANUAL STANDARDの完成!!
完成したソファを検品するのはSTOREスタッフの仕事。
いくつもの項目をチェックし、お客様のもとへお届けする準備を整えます。
全3回に渡り製造工程をご紹介してきたこのMANUAL STANDARDは、当社57年の歴史の中で培った、知識と技術が全てつぎ込まれたソファです。
私たちの理念のひとつでもある、業務用の家具を作り続けてきた経験から生まれた「丈夫で長持ちする」家具を作り上げるということ。
MANUAL STANDARDは、MANUALgraphのオリジナルソファ第1号として、使っていただく皆さまに「安らぎ」と「安心」とそして「驚き」をお届けするために、全ての素材・構造を考え抜き、試行錯誤を重ね、見えない部分にも様々な工夫を施しました。
私たちのソファは、静岡県裾野市のFACTORY&STOREはもちろん、県外でもお試しいただける場を設けております。
MANUALgraph Experience Spotについてはこちら >>
ぜひ見て・触れて・座って、体感していただけたら嬉しいです。
MANUALgraphのソファは、それぞれに作り手の想いやストーリーがあります。
これから少しずつご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。