ソファの処分方法は?買い替えのサインもチェック

家具のなかでもサイズが大きく、存在感のあるソファ。


大型家具の買い替えは、処分の事を考えたりすると躊躇してしまい、「まだいいか…」と諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。

今お使いのソファも、買い替えたいなと思っていても後回しになってしまったり。

ここでは、ソファの買い替えのサインと、また、買い替えと同時に悩む人が多い、不要になったソファの処分方法についてお伝えします。

 

新しいソファの購入や引っ越しなど、ソファの処分の事情は人それぞれです。

最も多いのが、ソファのヘタリや座り心地が悪くなったという時。また、お部屋のイメージを変えたい、ライフスタイルが変わったからソファのサイズを変えたい などがあります。

理由は様々ですが、どうして買い替えたくなったのか?をしっかり明確にし、それらを解決できるソファ探しをすることが大切なポイントになります


ソファの買い替えのサイン

ソファは永久に使えるものではなく、寿命があります。壊れてしまったり、座り心地が悪くなってきたなと思ったら、買い替えのサインです。

ソファの耐久年数は、短いものだと2~3年程度、一般的には5年~といわれていますが使い方や、仕様条件等によっては年数は変わってきます。

具体的なサインとしては、以下のようなものがあります。

・生地の汚れ・傷みが目立つようになった

布地の場合も、合皮の場合も経年による劣化は少しずつ出てきます。もちろん食べ物や飲み物をこぼしたりしたシミなども気付かないうちについていたり。張り替えるという方法もありますが、費用は思っているよりも掛かってしまうことが多いです。

・フレームから音がするようになった

長年の負荷により、中のバネや、フレームからきしむような音がすることがあります。そのまま使い続け、破損や怪我などの事故につながらないように注意が必要です。

・座り心地が悪くなった

ウレタンやポケットコイルも経年劣化は避けれれません。ずっと同じ場所に座り続けないようにしたり、クッションを入れ替えたりして使うことで多少長持ちする場合もあります。

座り心地に違和感がある場合に使い続けていると、身体に負担がっかたりしてしまいますので、買い替えを検討してみると良いでしょう。 

一般的なソファを処分する方法

ソファを処分する方法は、「買い取ってもらう」「引き取り・回収してもらう」「お金を払って処分する」の3通り。

それぞれにメリット・デメリットがありますから、ご自身のケースにあわせたベストな方法を選びましょう。

  • 販売店の引き取りサービスを利用する

1つ目は、販売店の引き取りサービスを利用し古いソファを引き取ってもらう方法です。

メリットは、手間も料金もそれほどかからない点が挙げられます。

新しいソファの搬入と同時に引き取ってもらえるため、搬出・搬入の難しい部屋のソファもお願いしやすいです。

ただし販売店によっては、大きさやエリアなどに制限を設けている場合があります。

事前に確認をし、新しいソファの購入時に引き取り交渉をしましょう。

MANUALgraphでも、新規ソファ配送時に有料でソファ引き取りサービスを行なっております。

  • リサイクル業者に買い取ってもらう

2つ目はリサイクル業者に買い取ってもらう方法です。

購入した金額までは難しいですが、自分の手元にお金が入ってくる点はメリットになります。

しかし、リサイクル業者ならどこでも買い取ってくれるわけではありません。

「持ち込みのみ受け付け」というショップも多く見受けられます。

大型のソファは搬出も、店頭への持ち込みにも苦労します。持ち込んだとしても、買い取りを断られる可能性があるため、注意が必要です。

リサイクル業者に依頼する場合は、事前にメールや電話で、ご自宅のソファの買い取りが可能か問い合わせたうえで判断しましょう。

 ▪ 各自治体へ粗大ごみとして出す

3つ目は、自治体の粗大ごみとして回収してもらう方法です。

料金があまりかからないことがメリットになります。

ソファの大きさによりますが、処分料金は1,000~3,000円ほど。(※各自治体により変わります)比較的手ごろな価格設定といえるでしょう。

 一方で、以下のようなデメリットがあります。

・事前に申し込みが必要

・収集日が限られる

・指定された場所まで運ぶ必要がある

たとえば、静岡市の場合、ソファなど粗大ごみの収集日は月1度。

電話やウェブで依頼することで、家まで回収に来てくれます。

地域によっては、ソファは戸別回収の対象外となるため注意が必要です。

ソファが積めるような車を用意できるなら、直接、自治体の粗大ごみ回収拠点に持ち込むのもおすすめです。

 「静岡市の不燃・粗大ごみの出し方」

 

 ▪  粗大ごみ回収業者・不用品回収に依頼する

4つ目は、粗大ごみ回収・不用品回収業者への依頼です。

リサイクルショップでは断られるようなものでも、回収してもらえます。場合によっては、買い取ってもらえるかもしれません。

ただし、処分費用が高くなる傾向があります。

業者によって異なりますが、自治体の数倍の費用が必要になることも。

中には法外な料金を請求する悪質な業者もいるため、業者選びは慎重に行いましょう。

 ▪ 個人売買サービスで他の人に譲る

5つ目は、フリマアプリで他人に譲る方法です。

ソファを廃棄しないことで環境への負担も少なく、ちょっとした臨時収入になる楽しみもあります。

デメリットは、販売手数料や送料がかかってしまうことが挙げられます。

しかし、取引は出品者と購入者にまかされる要素が多く、取引者と音信不通になるといったトラブルが起きる可能性もあるようです。

どのサービスを利用するかは、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで判断しましょう。

 

 ▪ 引っ越し業者に依頼する

 

ちょうど引っ越しのタイミングの方でしたらこちらも方法のひとつ。

引っ越し業者のなかには、不要になったソファを処分してくれるところもあります。

ソファの処分のために別の業者を呼ぶ手間がなく、搬出まで行なってくれることがメリットになります。搬出の人手が足らないケースでは、頼りになるサービスです。

デメリットは、対応している業者が少ないことと、別途で費用がかかることが挙げられます。

引っ越しの見積もり依頼とあわせて、サービスの有無を確認しましょう。

 

まとめ

ソファを処分するには、引き取りや回収、買い取りといった方法があります。

それぞれの処分方法にはメリット・デメリットがあるため、自分にあった方法を選びましょう。ソファ購入時に、引き取りサービスを行なっているか、チェックするのも一つのポイントです。


 

ソファの経年劣化は避けられることではないですし、ライフスタイルは変わっていくものです。

その時のご自分たちに合ったソファを見つけることで、毎日を快適に過ごすことができるのではないでしょうか。

「ソファの買い替え」によって、皆様のソファライフがより良いものになることを願っております!