3年ぶりに開催された逗子海岸映画祭に参加してきました!

みなさんこんにちは!MANUALgraphのPR大使、佐野です。

2022年のゴールデンウィーク、皆さんどう過ごされましたか?
コロナも一旦落ち着きをみせ、久しぶりに観光やイベントを楽しまれた方も多かったのではないでしょうか。

MANUALgraphではこのゴールデンウィーク期間、3年ぶりに開催した「逗子海岸映画祭2022」にスポンサー企業として参画し、会場にソファを置かせて頂きました。

今回はその様子をレポートしようと思います!

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突然ですが、皆さん逗子海岸映画祭のことはご存知ですか?
感性を刺激されることでも有名な人気のイベントなので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

「海岸」で「映画」。

その響きだけで雰囲気の良さが想像できますよね。

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5月の暖かな気候の中、海から吹きぬける優しい風を肌に感じながら、大画面のスクリーンで映画を観るひととき。

そんな贅沢な時間と空間を提供してくれるこちらのイベントは、地元逗子のクリエーター集団「CINEMA CARAVAN(シネマキャラバン)」が毎年手作りで開催しているイベントだというから驚きです。

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どこかの大きな会社がプロモーションのためにやっているようなイベントではなく、純粋に地元を愛する仲間が集まってできているイベントなので、自分たちの「好き」がぎゅっと詰まって出来ています。

そこには、世界観が壊れてしまいそうな企業とはお付き合いはしないという強い意志が。簡単にできることではないですよね。

スポンサー企業もその想いに賛同しているので、会場には露骨な広告主張がなく、世界観を崩さないで共存していられるんですね。

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誰もが知っている有名ブランドがスポンサーに名を連ねる中、静岡にしかお店がない小さなブランドである僕らがなぜ?と思われる方もいらっしゃるかと思います。

僕らMANUALgraphがCINEMA CARAVANとお付き合いできている理由、それは「静岡にしかお店がなかった」からです。

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MANUALgraphでは、ソファを適正価格でお届けするために卸をせず、自分たちでつくったソファを自分たちでお届けする、いわゆる工場直販の体制をとっています。

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そのため、MANUALgraphのソファに座りたいというお客様は、お店がある静岡までわざわざ来て頂かなくてはなりません。

そこで僕らが始めたのがExperience Spotです。

2018年からスタートしたこの取り組みは、主に東京や神奈川のカフェやコワーキングスペースなどの施設にご協力をいただき、実際にソファの座り心地を確かめられる場所を提供するというもの。

そして、Experience Spot の一つ、神奈川県葉山にあるカフェDays386は、CINEMA CARAVANのメンバーの方もよく利用されているそうで、そこに置いてあるソファが目に留まりお声掛け頂いた、というのがCINEMA CARAVANとの出会いのきっかけです。

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そこからイベントへのソファ設置に始まり、オリジナルソファの開発新たなスポット先としてパートナーに・・・等々のお付き合いをさせていただいております。

少し話がそれてしまいましたね。
気を取り直して「逗子海岸映画祭2022」のレポートを続けたいと思います。

今回、会場に設置させて頂いたソファは、MANUALgraphでも随一の人気を誇るLOMOND TARTAN(ロモンドタータン)です。

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イベント会場の中心でもあるCINEMA CARAVAN BOOTHに雰囲気よく置かれたソファは、オーガナイザーの皆さんはもちろん、来場されたお客様の休憩スポットとしても活躍していました。

ソファの設置に加え今回は、ソファづくりの工程でどうしても発生してしまう「ハギレ」を利用したスツール作りのワークショップを開催させて頂くことになりました。

布でも革でも、生地を使って何かを作るとき、まずは型紙などを使って必要な部分を切り出していくかと思います。

必要とする部分以外の残った布がハギレ(僕らは残布(ざんぷ)と呼んだりもします)です。

ソファづくりでもこの「ハギレ」は発生してしまうのですが、ソファを作るのには必要がない部分なので、どうするかというと廃棄をするしかないというのが現状です。

なるべくゴミにはしたくないという想いで、職人さんたちがソファづくりの合間を見て小物を作ってくれていますが、それでも日々増えてしまうハギレの存在。

僕らが抱える課題の一つでもあります。

生地の「ハギレ」はなぜ発生してしまうのか?~ハギレくん誕生物語~ >>

逗子海岸映画祭は、ゴミや環境に対するメッセージ性が高いのも大きな特徴の一つです。

今回、このハギレのことをお話ししたところ、ワークショップ開催に快くご協力頂けました。

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ワークショップを通じて、ハギレをアップサイクルする取り組みや、「ものを作る」ということの大変さなどを沢山の方に知ってもらえたのは、ブランドとしも大きな収穫でした。

次はハギレを使って、映画鑑賞に役立つ何かを作れるワークショップができたらいいなぁ…と密かに計画中です。
僕の計画がどうなるかは来年のゴールデンウィークまでお楽しみに!

お読みいただきありがとうございました。