生地の特性を知って選ぶ ソファの生地選び
ソファ選びのポイントのひとつ、生地選び。お部屋のインテリアの事を考えるとどんな素材や色にするか、楽しみながらも迷うところではあります。
色や柄ももちろん大事ですが、長く使うソファだからこそ、その表面の素材の特徴は重要です。
予め生地の種類や特徴を知っていると、自分にあった生地が選びやすくなります。
▪ソファの生地の種類
ソファの張地には大きく分けて2つあります。
ファブリック(布生地)とレザー(革生地)です。
それぞれの特徴を知ると、自分にあった生地が選びやすくなります。
ファブリック
ポリエステルやポリプロピレン、アクリル
特徴として、ポリエステルなどの化繊で出来たソファ用のファブリックは、表面の強度や耐光性など耐久性に優れているものが多いです。
但し、コーヒーや食べ物の汚れによるシミなどには弱いので、注意は必要です。
リネンやコットンなどの天然素材
特徴として、その風合いの美しさや優しい手触りなど天然素材ならではの魅力のある素材です。
但しその分、表面の強度が弱かったり、色落ちがしやすいなど経年の変化が特徴にあります。
生地ごとに機能性は異なりますが、手洗いが出来たり、ドライクリーニングが可能なものから天然素材のものは、お洗濯ができなかったりなど素材によっては取扱いは様々です。
メリット
カラーバリエーションが多い
種類が多く、豊富な種類の中から気に入ったものをえらぶことができます。色味も細かく選べるものもあるので、インテリアでカラーを統一したり、アクセントカラーにしたりと楽しむことが出来ます。
本革よりも比較的値段を抑えられる
種類にもよりますが、本革にくらべると価格が抑えられたものも種類がたくさんあります。
お手入れしやすい
生地ごとに機能性は異なりますが、手洗いが出来たり、ドライクリーニングが可能なものから天然素材のものは、お洗濯ができなかったりなど素材によっては取扱いは様々です。
また、最近では、イージーメンテナンスといって、撥水コーティングなどがあらかじめしてあり水性の汚れなら簡単に落とせるものも増えてきています。
座っていて体がずれにくい
レザーは表面が滑りやすいため、体がずれやすかったり、クッションが滑り落ちやすかったりしてしまいますが、ファブリックでしたら体にフィットして座っていてもずれにくい素材です。
デメリット
汚れやシミが残りやすい
毛玉ができる
布地はいくつもの繊維が織りなってできている構成上、ごみやホコリが入りやすく、ダニやハウスダストの原因になりやすいです。
レザー(革生地)
本革(主に牛や豚など動物の皮からできている本革)
皮を加工して「革」になります。その加工の仕方も「なめし方」や仕上げ方」など工程により様々です。特徴として、一般的にメンテナンスをしながら上手に使用するとその経年変化が楽しめますが、加工の仕方によってメンテナンス方法も変わるので、どんな革の加工の仕方がされているのかを知ることが重要です。
ビニールレザー(合成皮革)
人工的に作られた合成皮革、人工皮革のこと
合成皮革にもいろいろと種類はありますが、耐久性とメンテナンスのしやすさ、または汚れにくさなど非常に優れた素材と言えます。
メリット
経年変化を楽しめる
本革は、高級感があり経年変化を楽しむことが出来ます。使い込んでいくうちに味わいがでてくるので、本革のソファはキズや色落ちなどの変化を楽しむことが出来ます。
(※合成皮革は経年変化は楽しめません。)
ホコリやダニがつきにくい
合成皮革はメンテナンスとして水ぶきをした後、乾拭きといったお手入れがしやすいので、比較的日常の汚れに対応しやすい。
ペット対応のものがある
ひっかきに強く、撥水加工がされている人工スエードなどがあります。
デメリット
本革は布地にくらべて価格が高い
水分や日光に弱くひび割れや日焼けによって傷みやすい
合成皮革は、水分による加水分解が起こりそこから劣化しやすくなる
通気性がよくなく、長時間座っていると蒸れることもある
まとめ
ファブリックもレザーもそれぞれのメリット、デメリットを知っていると、より自分に合っているものを選ぶことができます。
WEB上では、質感や色味がわかりにくいので実際の生地をご覧になることをお勧めします。
実際に座ってみる事が一番ですが、なかなかお店まで足を運ぶのが難しい時もあります。MANUALgraphでは、無料で生地サンプルを請求することができますので、ソファを購入する前に生地の質感や色味を確かめられますので是非、ご利用ください。
ソファの生地選びも、どんなライフスタイルなのか、どんなお部屋にしたいのかなどで変わってきます。
迷ったときは、ぜひお店のスタッフに相談してみてください。
あなたの暮らしに合ったソファ生地をおすすめさせていただきます!