高いソファと安いソファの違いって?

みなさま、こんにちは。スタッフの前田です。

 

世の中には数万円から、場合によっては数百万というソファが存在しますよね。同じソファでもなぜそれだけ価格が違うのか?来店されるお客様からもよくご質問いただくひとつです。

今回は、毎日ソファを作っている工場隣接のSTOREで働いている私たちが、なるべく公平にその違いについてお伝えしていこうと思います。

 

①素材の違い

 

ソファには様々な『素材』が使われています。主には、『木材』『クッション材』『生地』などです。そのひとつひとつの素材が『良質なもの』か『粗悪なもの』かで価格は大きく変わっていきます。

MANUALgraphでは、カナダ産のヒバ材と国産のひのき合板を使っています。

現在、コロナの影響でのウッドショックで価格が高騰している現状です。それでも、この木材にこだわって使い続ける理由については、以前にまとめた記事がありますのでこちらからどうぞ。

ソファのなかで育まれる【ヒバとバネ】の話

『良質なもの』『粗悪なもの』といっっても、見た目でわかるものとわかり難いものがあると思います。そんな時は、ショップの店員さんに聞いてみるのもいいかもしれません。外側からはわからない内部のことがわかると、そのソファの特性や座り心地の違いなどがより見えてきて、自分に合った良いソファを選ぶポイントにもなってきそうです。

 

②大量生産と受注生産の違い

 

当たり前のことですが、モノは大量に作ると安く売れます。ソファだって同じです。

大量生産された安価なソファと1台づつ受注生産のソファでは、その特徴も一長一短です。

受注生産のソファの場合は、あなた好みに生地が選べたりサイズを指定出来たりといったメリットがあります。

その分、高価にはなりますが、お部屋にぴったりなサイズで置けたり、自分のイメージにあったインテリアを実現出来たりと満足感の高いものになるのではないでしょうか。

もちろん、大量生産されたソファでも、うまくいけばそれらを解決することもできますが、やはり、自分で生地を選び、職人さんが手作りで作ってくれた自分だけのソファというのは、プライスレスな部分ではないかと思います。

 

③原産国の違い

 

ソファの原価の大半は作る人の人件費です。その人件費は国によって様々です。

一般的にアジアなど海外で作られているものの人件費は安価といわれています。

もちろん、原産国によって品質の良し悪しは語れませんが、原産国によってその価格に違いがあることは事実です。

 少し深い話になってきてはしまいますが、『どこで作られたものなのか』だったり『国産のもの選ぶ』といったことがそのモノにお金を出すということだけでなく、それを作った人にもお金が入るということ少し意識してみるだけでも、そのモノの価値だったりを考えさせられそうです。。

 

④ブランドによる違い

 

高級ブランドのバッグが高価な様に、ソファにも同じことがいえます。

ヨーロッパなどのハイブランドのソファは高価なことが多いですが、必ずしもその品質が本当に良いかは一概には言えません。

 ただ、やはりブランドというものが私たちがモノを選ぶときの一つの基準になっているのは事実です。

人気のブランドには、憧れや想い、ステイタスなど目に見えない付加価値がついていると思います。値段が高いからこそ、よりその憧れが強くなり価値が上がるのかもしれませんね。

 

⑤流通による違い

 

一般的にはモノを作る工場から皆様の手に届くまで、間に商社さんや問屋さん,また小売店さんが介在するのが日本の商流です。


その商流によっていわゆる「中間マージン」が存在するためそれによって価格が上がる場合もあります。

 MANUALgraphは工場が直接運営しているソファブランドのため、中間マージンが存在せず「良質なソファを手の届きやすい価格で」お届けすることを実現しています。

 

 

どんなソファが高いか安いかは人によって違います。

あなたにとって適正な価格のソファとはどんなソファなのか。

 今回の内容がソファ選びのヒントになったら嬉しいです。

MANUALgraphでは、みなさまが自分らしいソファライフを送るお手伝いをさせて頂きます!

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